WF-1000XM3を3ヶ月ほど使用してみてのレビュー。
昨年2019年の8月にAmazonで購入しAUSワーホリ、NZで3ヶ月過ごした後帰国したのち手にして実際にしようしたのは去年の10月末頃。
そこからは毎日ではないが外出時や自宅での使用をしてきました。
ヘッドホンタイプのWH-1000XM3も併用しているのでノイズキャンセリングの比較等も行って行きたいと思います。
WF-1000XM3の3ヶ月使用レビュー
なぜこの機種を購入したか?
この機種を購入した理由は大きく1つで今も併用しているノイズキャンセリング界の巨匠「WH-1000XM3」のノイズキャンセリング機能と音質が良く2018年のベスト・バイだと感じていてSONYの底力を感じていたから。笑
これと同様商品が小さな完全イヤホン型で発売されると聞いてすぐに予約した覚えがある。
ヘッドホンだと少し大げさになってしまうところがあるのでイヤホン型が欲しかったのも購入理由の1つだ。
ヘッドホン型WH1000XM3と比べてノイズキャンセリング機能はどうなのか。
ここがやはり気になるところではあると思うが過度な期待は禁物だと思う。
WH-1000XM3(ヘッドホン型)が100点とすれば、こちらのWF-1000XM3は70点程のノイズキャンセリング性能だと思う。
4.5畳程の部屋での使用では
真横で空気清浄機から出てくる空気の音は完全に消えるし、静寂に包まれることは間違いない。
キーボードを叩いている音は素耳の状態から比較すると小さくなり少し遠くに聞こえる印象。
大きめで少し混んでいるカフェで
低いノイズは比較的打ち消す傾向で空調や冷蔵庫等のモーター音は打ち消してくれる。
人の声やお皿が当たる音は低減されるがWH程では無い印象だがその音自体は小さくなっている。
30%-40%ほどの音量で音楽聴いていればそれらのノイズはあまり気にならなくなり音楽に入り込め集中できるだろう。
飛行機では?
昨年2019年の韓国旅行の際に飛行機の中でWFを使用したが飛行機特有の低音ノイズは感覚的に50%程低減されたが装着していても若干そのノイズが気になってしまった。
WHでは装着するとそのノイズもろともを打ち消してくれた印象があったので飛行機での使用であればWHのヘッドホン型を使用したいと感じた。
WFでノイズキャンセリングは効いているので着けないよりかは快適に過ごせると思うがWHのノイキャンが凄まじい事に気付かされた。
WH1000XM3をレビューしていたYoutuberの瀬戸康史さんが言う【精神と時の部屋】という表現ががすごくしっくりくる。
WFも健闘しているがWHには勝てないそんな感じだ。
接続の安定性と音質はどうか。
接続の安定性は高音質モードだと大阪の市内だとブツブツと切れる事が頻発。
接続優先モードにすれば人混みだと稀に途切れたりはするが私は気にならない程度。
今までの経験ではヨドバシカメラ梅田から阪急に行くときの交差点で切れるか切れないかが私の中で1つ指標なのだが接続優先にしておけば問題なさそう。
電子レンジの近くで使用するとブチブチと途切れるがこれは致し方ない。
音質は。
クリアなサウンド、くどくない重低音で楽しめる音質だと感じている。
音に関しては個人差が大きいと思うし、耳が素人なので大きなことは言えないが、私はだいぶ音質については気に入っていて余程の音質マニアでなければ十分に満足できる音質だと感じる。
R&BやHIPHOP等を聴く私のイコライザ設定はTreble BoostにCLEAR BASSを8に設定している。
スッキリした音 + 重低音がガツガツしていて音量を上げても、BASSは割れることは無い。
ただしこの設定は少し聴き疲れする。
完全ワイヤレスイヤホンとしては大きいけど?実際は?
もはや使用頻度はWF-1000XM3の出番が大半にシフトしてきている。
オーバーヘッドホン型のWM1000X3も購入し1年以上使用してきたが、ヘッドホンは大きく少し出かける時には荷物になってしまう。
極力荷物を減らして外出したい時などには少し邪魔に感じてしまうこともあった。
しかしこの完全ワイヤレス型のイヤホンとなるとポケットに忍ばせておけるし、小さなカバン(ポシェット)にも気軽に入れられるサイズなので取り回しが効く。
ケースそして、イヤホン本体も他社のモノと比べると最大級に大きい部類には入るが手のひらサイズには変わりない。
タイトめなジーンズにも入れることは可能だが出す時に少し苦労する。もう少し小さければ言うことは無いのだが機能性も含めこれが限界だったのだろう。
まぁ大きいけどノイキャン機能や音質、バッテリー性能を吟味すると許容範囲だと私は思っている。
フィット感はどう?
フィット感は申し分なく外的要因が無ければ同じ位置に固定される。
イヤーピースが標準のラバータイプと低反発タイプの2種が用意されていて各タイプで大・中・小のサイズがあるので自分にあったサイズを使用できる。
食事していると顎を使うのでズレてしまうイヤホンも少なくないがWFに関してはしっかりと固定されるので私は問題ない。
冬場であれば、マフラーや、フード等が引っかかり外れそうになった事はあるのでそれは、注意が必要だ。
良い点、良くない点
いいところ
- 音質・接続の安定性
- バッテリーの持ち TOTALで24H (ノイキャンON) 32H(OFF時)
- 持ち運べるノイズキャンセリング最高レベル端末
- 耳へのフィット感、安定感がある
よくないところ
- ケース、イヤホン本体が大きい
- 通話のマイク性能はいまいち
LINEで通話していると相手から聞こえないと言われることが多くBluetoothをOFFにしてスマホ本体で話すという事がある。ノイズを良く拾うのか市内で騒がしかったからかは分からないがいい印象は持っていない。
(少し前に、通話向上のアップデートが来ていたのでもしかすると大幅に改善されているかもしれない。)
最後に…。
ヘッドホンは大げさになるし夏場は蒸れが不快感!でもノイズキャンセリングイヤホン体験をしたい人はこのWF-1000XM3をおすすめする。
飛行機で快適に過ごしたいならWH1000XM3のヘッドホンタイプが断然おすすめ。
使用頻度、満足度を総評するとWF-1000XM3は2019年のベスト・バイになる。
2年連続でSONYの音楽部門が6tenths2のお気に入り商品に。
供給も安定してきて価格も手頃になってきているので検討されている方は是非!
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