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カードリーダーもワイヤレスにすれば楽。
今まではいわゆる普通のカードリーダーを使用しPCやスマホ、iPadに接続しデジカメの写真や動画を転送していた。
このワイヤレスカードリーダー自体は数年前から存在していて、SNSか何かで便利グッツとして紹介されていたこのワイヤレスカードリーダー。
販売メーカーはRavPowerと言う会社でAmazonではモバイルバッテリーを中心に販売しているイメージ。
今更ながらこのワイヤレスのカードリーダーの
【FileHub RP-WD009】を購入したのはカメラで撮った写真や動画をスマホやiPadに転送し友人とシェアしたり、iPadで動画編集をしたかったのが大きい。
こんな人にオススメ
GOOD
BAD
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外観・ボタン類
カラバリは黒のみの販売でオシャレ感こそないがガジェットを持っている感はある。
重量は199gとケースを装着したスマホ程度で普段かばんを持ち歩いている方にとっては大きな負担にはならない程度か。
- 右側側面は
電源ボタン
カードリーダーとして利用する場合は、Wifiマークが点灯するまで5秒程度長押し。
モバイルバッテリーとしては、2秒の長押し。
左側面には
- Wifiの周波数を変える2.4/5Gを切り替えるボタン
- SDカード挿入口
- SDカードからUSBメモリやHDD、SDDにバックアップするボタン
上部はゴムの蓋がありそれを開けると
- Type-A USB端子
- 充電専用のUSB Type-C端子
- LANポート
バッテリー6700mhA内蔵している為、緊急時にはモバイルバッテリーとしての役割も兼ねれる。
Wifiカードリーダーで使用する際にもバッテリーは消費されるので本当に緊急時に使用するのが良いかもしれない。
スタンバイ時:最大14.5時間 (2.4GHz) / 最大8.7時間 (5GHz)
連続使用時:最大8.4時間 (2.4GHz) / 最大6時間 (5GHz)
またバッテリーが内蔵されている事もあり電源が必要な外付けHDD等でも給電されるので問題なく動作が可能だ。
購入理由
- iPad Mini Lightningのカードリーダーだと大きめの動画ファイル4GBのやり取りが上手く行かなかった事があった。
- デジカメの写真をオリジナルサイズで友人とシェア。
- iOSとAndroidでのファイルのやり取りを簡単にしたかった。 Android → iOS
OSを跨いで複数のスマホやタブレットを運用している私だが、メインで使用しているスマホはAndroid機種で、タブレットはiPad。
デジカメで撮影した写真のシェアはAndroidスマホを使用し、ラインで友人とシェアすることが多くい。
ラインでの写真の共有は簡単だが、出先であればスマホのデータ容量を気にしたり圧縮され写真の劣化があるのでオリジナルを渡したい場合はこちらのワイヤレスSDリーダーは重宝する。
動画に関してはiPadで編集している。
今まではSDカードリーダーをLightning端子経由で取り込んでいたが、動画サイズが大きかったりすると転送が途中で止まったりとストレスを感じる事が少しばかりあった。
しかしこのFileHub RP-WD009での転送では今のところ快適に使用でき、LumaFusionで動画編集している。
RAV Filehubというアプリでスマホ、タブレットからデータ管理
AndroidでもiOSでもストアからアプリ『RAV Filehub』を導入することでSDカードやHDD,SSDのデータを読み取る事ができるる。
FileHub RP-WD009の電源を付けWifiがスタンバイ→スマホ、タブレットでFileHubのWifiに繋ぐ
(完全電源オフから、Wifiに繋いでファイル操作をするまでに1分程度掛かる)
→ファイル操作
記憶媒体の中身はPCと同じように扱うことができる。
スマホやタブレットのデータをSDカードやUSBデバイスに移行できその逆もしかり。
使い方としては、PCの様にドラッグして移動等は出来ないが選択して、指定のフォルダにコピーアンドペーストを使いファイルの移動、コピーができる。
ボタン1つでSDカードのバックアップ
本体だけでもSDカードの内容を丸々、USBデバイスHDDやSSDに以降する事がボタン一つで可能なのでデジカメ等のデータのバックアップは本当に簡単にできる。
Googleフォトが有料化された今、簡単にバックアップを取れる安心感は大きい。
SDカードのバックアップだが、ボタンを押す度にSDカードの内容を全て保存する仕様で上書き、追加されたデータは重複する。
転送したデータSDBackupというフォルダの中に日時で保管されるので同じデーターは後で消去すれば良いが同一ファイルは上書きしておいてくれれば尚良しといった感じ。
Chromebookでも使用可
いま現状、Chromebook OS搭載のLenovo Duetを使用している。
最近販売されているChromebookはAndroidアプリが使用できる物が大半だと思うがこの製品もAndroidのアプリをインストールすることができる。
しかし、Rav FileHubのアプリは対象外らしく使用不可。
その代わりにブラウザに直接「10.10.10.254」と入力すればアプリと同じ様にファイルの操作が可能なのでアプリが無くともファイルの管理は可能。
まとめ
ワイヤレスの波がカードリーダーにまで辿り着きRavPowerのFileHubは数年前の製品だがすごく便利に利用できている。
デジカメで撮影した写真を友人と手軽にオリジナルサイズでシェアできたり、同時に撮影した写真を個々のスマホでチェック出来たりと使用する幅は増えそう。
そしてSDカードや外付けHDD、SDDのデータをスマホや、タブレットで気軽に閲覧することができさらにそのデータの管理もスマホのみで完結することが可能。
今までだと昔のデータを見返すとなるとPCを起動させる必要があったがスマホだけで手軽に過去を振り返る事ができるのは利便性が上がったと感じる。
近年のスマホ、タブレットは外部ストレージの増設(SDカード)が出来ない製品が多くなってきていて動画や写真をクラウドに逃がすやり方が当たり前になって来ている。
私もスマホで撮影した動画、写真そしてデジカメで撮影した写真をスマホに転送しGoogleフォトにアップロードしていたのだが今年6月よりGoogleフォトが有料化され今後の写真、動画の保存方法を考えているところだがRav FileHubだけで物理ストレージ(HDDやSDD)にバックアップできるのでフォトストレージとして使用していく予定。
しかしこの使い方だとスマホの通信データ容量を気にすることも無く写真を見返すことはできるが常日頃FileHub本体を持ち運ぶことは面倒臭い。
そしていつでもどこでも写真を見返せるオンラインストレージにも写真は残したいのでPrime会員の私はAmazon Photosに同時に移行しようと思う。
PC無しで簡単にバックアップが取れるFileHubはデジカメ愛用者であれば便利な製品かと思う。
上にも記述したがバッテリーが内蔵されていて本来ならばPCでしか出来なかったであろう外付けHDDのデータもスマホやタブレットだけでやり取りができる為管理がよりしやすくなった。
FileHubの弱点を言うなれば
- iOSのファイルの管理が分かりづらい。
- 電源を付けてから1分ほど待つ必要がある。
この2点程が挙げられる。iOSに関してはOSの仕様で制限を掛けているのでAppleのアップデートに期待するしか無いが不便な点を考慮しても購入してよかったと思っている。
以上
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