2020 OpenMove AfterShokz オープンムーブ ワイヤレスヘッドホン 骨伝導イヤホン
『何か耳の中痒痛いな。外耳炎ぽいな』と思っている方、急いでイヤホン外して骨伝導イヤホンに変えたほうが良いかも。
骨伝導イヤホンと検索すれば上位に表示され、Amazonのレビューでもかなりレビューが高く1万円でお釣りが来るコスパの高いAftershokz 社Openmoveを購入したのでレビューしていきたい。
Openmoveをおすすめできる人は
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目次
骨伝導イヤホン Aftershokz Openmoveについて /購入理由
OpenmoveはアメリカのアフターショックスAfterShokz Co., Ltd.社が販売しているワイヤレス骨伝導イヤホン。
Aftershokz社は骨伝導技術に精通しているようで毎年新しい製品を開発発売しているようだ。
2011年創業と歴史は浅いが骨伝導イヤホンのシェアは半数を超えている様で骨伝導のパイオニアといったところ。
Openmoveは1万円を切る価格で販売されており、初めての骨伝導イヤホンでも手の出しやすく、性能、音質も上位機種にも負けていない良コスパモデル。
Openmoveを買った理由
冒頭で”耳の話”をしたが、言うまでもなく私がそうで春花粉のアレルギー症状、カナル型イヤホンの使い過ぎが重なり「両耳が外耳炎になり医者からしばらくイヤホンはしない様にと指導を受けた」。
ヘッドホンなら良いかと使用していたが何だか蒸れる感じがして症状が大きくは改善せず
それならばと『耳を塞がない』骨伝導イヤホンを購入しようと思った。
骨伝導イヤホンの存在は以前から認知はしていたのだが、どのブランドが強いかどうか、どこが有名かは無知。
大好きAmazonで検索を掛けるとAftershokzというメーカーが上位を占めており信頼が置けそうだったのでこのメーカーに決めた。
他にも中国系のメーカーからも出ていたがレビューが良くなかったので却下。
そして、比較的最近発売され最上位モデルと音質が大きく変わらないということでOpenMoveを選んだ。
販売価格が安かったPayPayモールで購入。
そして、28日の超PayPay祭グランドフィナーレやらなんやらでポイント30%還元という訳のわからない還元率で 9090円 +ポイント還元 = 実価格6374円で購入できた。
Openmoveと同価格帯のTIANIUMと比較
同じ価格帯1万円切りで令和3年3月31日時点で私が購入したOPENMOVEとTIANIUMというモデルがある。
この同価格帯製品を比較すると世代的にOpenmoveが新製品で骨伝導テクノロジーが2世代アップし
音質的も最上級モデルのAEROPEXとほぼ同じという記事を見かけた。
そして、Bluetoothのバージョンも4.1から5.0とアップデートし「通信範囲」と「転送速度」がアップしているので比較したわけではないが理論上Bluetooth通信による音飛び、動画視聴時、ゲームプレイ時の遅延の軽減が期待できる。
その他違いは
- 重量36g と 29g 7gの軽量化
- 充電方法は
Micro USB → USB Type-C - 充電時間
1.5H → 2H に延長
Openmoveを実際に使ってみて
骨伝導イヤホンを使用するのは初めてで他商品と比較は出来ないが私が1週間程度使用して思ったことを紹介したい。
骨伝導イヤホンの音質は良くないのか?
骨伝導イヤホンは音質がいまいちと巷の噂で聞いていたが実際にOpenmoveで聞いてみると【すべての音域において耳に入れるイヤホンとは違う】印象を受けた。
低音はなっているが迫力は無く高域は若干曇り気味でミニチュアのラジオを耳の横に置いているイメージで全体的にこもって聞こえる印象を受けた。
ここまで書くと駄目な商品なのか?と思われるが
あくまでも、耳の穴に何も詰め込みたくない、周りの音を聞きたい!という用途で
音楽をあくまでも『聴くではなく聞く。』
BGMとして軽く流すという用途の商品なんだと気づいた。
自転車に乗りながら、ランニングをしながら周りの音に注意しながら音楽やラジオを聴く。
作業しながらも周りの人の会話には注意しなければならないときに使うながら用途のイヤホンなのだ。
用途を考えずに耳に入るイヤホンと比較してしまうと音質に関しては落胆してしまうだろう。
【レビュー】Huawei FreeBuds Proを購入しました。ノイキャン性能は?WF-1000XM3との比較。
音漏れと装着しながらの会話
比較的静かな所では音量を20-30%あればしっかり音楽を聞くことができる。
しかし電車等、外部音が結構大きい環境では音量を少し大きめの音量でないと音楽に集中する事は難しい。
音量を上げすぎると結構音漏れも激しいので電車、会社などで使用する際は気をつける必要がありそうだ。
音楽やYoutube動画の音声を聴くことができる上で耳を塞いでいないので周りの環境音や、作業音も聞こえる。
もちろん骨伝導イヤホンでも音量を上げすぎるとさすがに聞こえにくくなり会話も難しいだろう
装着感は良い
本体重量が29グラムとかなり軽く、耳横がカーブしている事もありフィット感が良い。
フック状で耳上部に引っかかるので頭を大きく動かしても落ちる心配は皆無。
締め付け感はあまり感じないが長時間使用していると流石にこめかみ辺りに違和感を感じ始める。
気になるのが、首後ろに来るフレーム部分が襟に干渉し首を回すと耳位置が移動してしまうのでフードなど襟が大きめな服を好んで着る人は注意が必要。
寝転びながらの使用はネックの余りがあるので不可だが、ネック部を顔の前に持ってこれば使用できなくはない。
眼鏡、マスクをしていても使用できる?
イヤホン耳掛けに干渉してしまう恐れはあるが黒縁のフレーム太めのメガネを掛け使用しているが耳掛け部分に隙間があるのである程度の大きさであれば問題なく使用できる。
そして、マスクも同様に紐の太さで影響は出得るがフードについている紐ぐらいのマスクと眼鏡を併用し、Openmoveを装着しているが問題ない。
あまりにも太い物でなければメガネもマスクを着けていても問題無いだろう。
その他機能
- マルチペアリング対応
2台同時に接続でき、ペアリング解除等しなくてもBlurtooth接続の切り替えもスムーズにとのことだがAndroidスマホとiPhoneSE2の使用でマルチペアリングは可能だが切り替えが上手く行かない。
もうしばらく使用後問題解決できたかの追記をしたい。
- 通話音質
LINE通話時に試したが声はクリアに聴こえた。マイク性能に関してだが相手から特に聞きにくい等の声は無く30分ほどの会話で途切れたりすることは無かった。
- エフェクト切り替え
一般的なオーディオをアウトドアで聴くことに最適な「スタンダードモード」。
オーディオブックやポッドキャスト、ラジオなど、人間の声を聞き取るのに適した「ボーカルモード」。
音楽の世界に没入して聴くのに適した「イヤプラグモード」
→確かに音質は格段にアップするがわざわざ耳栓を耳に入れるぐらいならカナル型を使用する。
- 防水規格IP55
防水性能はIP55と「どの方向から水を掛けられても大丈夫」なレベルとの事だが水没させるのはNG。
シャワーなら大丈夫そうだが湯船に入れるのは故障の原因になりうりそうだ。
半身浴等で、水が多少かかる程度なら問題なさそうだ。
まとめ
Openmoveは正直なところ、音質は良いとは言えないが何かをしながら音楽をBGM的に流すお一人様用スピーカーのよう。
何だかんだ音質より手軽さが勝り、暖かくなってきたこの時期ムレを気にする事使えるので購入してからあまりカナル型使わなくなった。
耳が開いている事に安心感があり、自宅にいる時も宅急便今日来るけどイヤホン着けてたらわからないしな…みたいな軽いストレスが無いのが嬉しい。
また風呂上がりの湿った耳にイヤホンを入れる事は耳のトラブル原因になりやすいのでここでもOpenmoveが重宝している。
ノイキャン搭載のイヤホンの外音取り込みも進化して音楽を聴きながらも周りの音を聞くことは難しく無くなってきている。
しかし、骨伝導イヤホンのような耳がオープンになっていて直接環境音を耳から聞くのとは感覚的に違う。
私のようにイヤホンのし過ぎにより耳のトラブルでイヤホンを耳に入れる事が出来ない状況では骨伝導イヤホンが非常にありがたく感じた。
テレワークの普及でイヤホン使用率が増加しそれに伴い外耳炎の診断も増えている様なので耳に違和感を感じている方におすすめ。
上位機種のAeropexを選ばなかったのは価格差あるが、充電方式が専用ケーブルでなく、取り回ししやすいType-Cを採用している点も良かった。
以上
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